活動内容

1. つるかわ無料塾 結い(学習サポート事業)

「高校へ進学するための勉強がしたいけど塾代は高いな・・・」

「学校での一斉の学びがちょっと苦手・・・」

そんな悩みを抱えた中学生を対象に2018年1月からスタートしました。

最初は和光大学ポプリホール鶴川の会議室で行っていましたが、現在は能ヶ谷町のいこい会館、同じく能ヶ谷町の元大野保育室をご厚意でお借りしています。

勉強を教えてくれる学習サポーターは多くが町田在住の高校生、大学生、社会人の地域の皆さん。全員が手弁当で参加してくださっています。結いの学びはマンツーマンで1人ひとりに添った、きめ細やかな対応が強みです。

食事が充分にとれていない子どもたちがいることを知ったことから、おにぎりとお味噌汁の軽食サポートも始めました。今では「美味しいね」を共有する時間は、結いにとってなくてはならないものになりました。その時間には絵本の読み聞かせもあります。中学生になっても、大人になっても、絵本タイムはほっとする時間です。

結いの合言葉は「えんぴつ1本からのデモクラシー」です。

活動日時

水曜:18:00~20:00  いこい会館 

木曜:19:30~21:00 (結いの卒業生対象) 

第 1, 3 金曜:13:00~15:00 (オンライン) 

第 2, 4 土曜:18:00~20:00 (オンライン)

  

ICTの活用

2020年度は、状況に応じて対面だけでなくZoomを用いたオンライン学習も行いました。ワークやプリントを撮影したものを画面共有したり、オンライン学習教材eboard(イーボード)も活用しました。

2021年度は、対面時にもICTを利用した学習を積極的に取り入れて基礎力を積み上げ、個々の学習管理もオンラインを利用していく予定です。今後さらなる緊急事態宣言発令への備えとしても、子どもたちが日頃からオンライン教材を利用した学習経験を積んでおくことは無駄ではないと考えています。

2. 結いの学校(地域交流事業)

つるかわ無料塾 結いを始めた2018年度から年に1〜2回、子どもたちを中心に地域の方々と一緒に学ぶ場を開いています。講師をお招きしての講演会を開催したり、直近では子どもたちと学習サポーター、保護者が一緒にネット利用についてディスカッションする機会を持ちました。

結いの学校のテーマ

<2018年度>

バナナから考える日本の食卓

歴史から見る家族と性( 講師:根津公子さん)

<2019年度>

LGBTQ+って?( 講師:平良愛香さん)

哲学対話

<2020年度>

いろんな学びがあったらいいな( 講師:村中直人さん)

3. ふだんごはん えん(居場所事業)

おなかいっぱい、食事サポーターさんのおいしい手作りごはんが食べられる「えん」
ほっとくつろげる、なんでも話のできる場所です。
コロナ感染の影響でここしばらくは開催を見合わせていますが、世の中がもとに戻ったらおいしいごはんをみんなで食べる会を開きます。
食品衛生管理者が調理を担当しています。

4. 学びLABO 楽(教育研究事業)

「学び方っていろいろあっていいよね」
「1人ひとりに適した学び方を探してみようよ」
「人と違った学び方だっていいじゃない」
「好きなこと、選択していこうよ」

学びへの見方を少し変えてみる。

そんな場があったらいいなと思い立ち上げた『楽』

「らく」と「たのしい」のどちらの意味もこめています。

2020年の「結いの学校」のゲストの村中直人さんたちが立ち上げられた「発達障害サポーター’sスクール」の養成講座を受講する環境も整えました。現在、専門性を持った学習サポーターも育成中!!

鶴川で「学び」について考えるネットワークもつくっていきたいと思っています。

   

5. 自由な学び場 SOU!(フリースクール)

子どもたちが知りたいことややりたいこと、自由な発想で学びを選択できます。
SOU!は子どもたちの主体性を一番大切にできる場にしていきます。
ルールもみんなで決めていきます。
そして「教科書には載っていない学び」の体験型イベントも開催していきます。

対象はしばらくのあいだは中学生以上となります。